キャットフードの添加物-ローズマリー抽出物

キャットフードの添加物ローズマリー抽出物は、天然ハーブの一種ローズマリーから抽出した酸化防止剤です。
抗酸化力が強く、持続力も高いものです。
動物油脂にも植物油脂にも抗酸化力を発揮し、フードの味やにおいにも影響は与えません。
熱に対しても強く、キャットフードのように高熱で加工されたものにも有効です。
ビタミンCやビタミンEなどの酸化防止剤と併用すると、さらに効果的です。

私たちが口にする多くの食品にも使われています。
かりんとうやクッキーなどの油菓子、餃子や焼売などの総菜、シシャモや丸干しイワシなどの水産加工品など、多岐にわたっています。
飲み物にも、色素の退色防止やビタミンCの劣化防止として使われています。

ローズマリー抽出物に含まれる成分の抗酸化力は、ビタミンEやBHTなどよりも強いものです。
その強さは、抽出方法により異なりますが、食品自体の内部からの劣化にも、熱や光などの外部要因による劣化にも強い性質を持っています。
ローズマリー抽出物の安全性も高く、問題はありません。
欧州食品安全機関から5種類の抽出方法で得られた食品添加物ローズマリー抽出物の毒性検査試験の結果が公表されています。
高濃度のローズマリー抽出物をラットに投入した際、肝臓の重量の若干の増加は見られたものの血漿中のアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼやアラニンアミノトランスフェラーゼ、アルカリホスファターゼなどの濃度は上昇することなく、重量の増加は適正な反応によるもので、毒性や有害性はありませんでした。
また、遺伝毒性検査、繁殖毒性検査などからも安全性に懸念されるような結果は出ておらず、安全性は高いものであると確認されています。

キャットフードに含まれる添加物は多く、ローズマリー抽出物のように有効性が高く、安全性に優れたものだけを使って欲しいという声が多く聞かれます。
それぞれに効果や働きがあるために複数の添加物が使われています。
また、安全性も充分確保できる低量に抑えられていますので問題はありません。
また、併用することで相乗効果も生まれることもありますので、それぞれに少量の使用で効果が期待できる面もあります。