キャットフードの添加物-プロピレングリコール

プロピレングリコールは、保湿や乳化などに使われる有機化合物です。
低用量では毒性は低く、無味無臭であることから保湿剤、潤滑剤、乳化剤、不凍液など幅広い分野で使用されています。
食品では、麺やおにぎりなどの品質改善剤として、医薬品としては、注射剤・内服薬・外用薬の溶解補助剤として調剤に、また、化粧品にも用いられています。

しかし、キャットフードには用いてはならないとなっています。
それは、プロピレングリコールが香料の基材として広く使われており、すでに微量含まれている可能性がありますので、保湿剤などの添加物として加えることで過剰摂取となることを禁止するものです。
香料等の原材料に由来するプロピレングリコールが製品に0.05%以下含まれることは問題ないとされています。
保湿剤としての効果を得るほど多くを添加した場合、猫の赤血球を減少させる恐れがあるからです。
猫の健康を害しない程度の微量な程度まで規制はされていません。
ですから、キャットフードの添加物としてプロピレングリコールの名前があっても、それは実際は添加物ではなく、香料の原材料に由来する含有成分ということです。
犬用の半生のおやつ等には保湿剤として含まれているものがありますので、間違っても与えないように気を付けないといけません。

また、人の食品にも多く使われていますので、猫が欲しがるからと与えることはさらに危険ということでもあります。
比較的毒性は少なく、100ml以上など大量に飲んだ場合、胃腸障害や一時的な中枢神経系の低下を引き起こすことあり、腎臓病などを抱えている人では重篤な場合もあるということです。
猫に比べると許容量は非常に大きくなっていますので、人の口にするものを与えると、リスクはより大きいものとなるということです。
多くのサイトでキャットフードに禁止されているはずの保湿剤プロピレングリコールが入っているという記述が多くありますが、パッケージに記載してるということは、他の添加物由来の微量の成分まで表記する生真面目な会社ということです。
実際に添加物として使用していたら、販売禁止になっているはずです。