キャットフードの添加物-ソルビン酸カリウム

ソルビン酸カリウムは、ソルビン酸のカリウム塩という有機化合物です。
主に保存料として世界で最も多く使われています。
カビや酵母、細菌に効果があり、とくに、カビや酵母は他の食品添加物では対応が難しいため、ソルビン酸カリウムが多く使われています。
かまぼこ、ちくわ、ハム、ソーセージ、漬物、ワインなど多くの食品に使われているものなのです。
キャットフードに発がん性のあるソルビン酸カリウムを使用するのは危険だという方が多いのには驚かされます。
私たちがほぼ毎日口にしているにもかかわらずです。

日本食品添加物協会の資料によると、ソルビン酸カリウムよりも多少強いソルビン酸を、落花生油あるいは水に溶かしてラットに皮下投与した際、がんが発生したということです。
しかし、ソルビン酸カリウムは水に溶けやすい塩であり、ソルビン酸は水に溶けにくい酸です。
しかも、口から入れるものを皮下注射した毒性試験の評価は無意味なものです。
その後、ソルビン酸カリウム、ソルビン酸ともに経口試験を行ったところ、発がん性は認められなかったということです。
食品安全協会の食品健康影響評価では、1日の摂取許容量を25㎎/㎏と設定しています。

また、食品に添加されるソルビン酸カリウムは有機化合物ですが、天然のクラウドベリーにも含まれている成分なのです。
これを食べた場合、通常の脂肪酸と同じように代謝され、最終的には二酸化炭素と水になると考えられています。
1940年頃に発見され、世界中で使われ、アメリカでは安全性の高いものとして使用制限のないものです。
キャットフードに含まれるソルビン酸カリウムと他の添加物との関係で、発がんや病気を誘発するということもありません。
ソルビン酸カリウムはすでに長期間にわたって世界中で使われていますが、問題が発生したという報告はありません。
各フードメーカーは、国や日本食品添加物協会の基準よりも低い自主規制を守って製品を作っていますので、心配する必要はありません。