キャットフードの栄養素-糖質

糖質は炭水化物を構成する要素で、猫にとっては重要な栄養素ではありません。
元々肉食動物ですから、主要なエネルギーはタンパク質と脂質から摂取しています。
キャットフードに糖質が含まれるのは、動物性の栄養分だけではビタミンやミネラルなどに偏りが出るので、栄養バランスを取るために配合されています。
糖質と同様に炭水化物に含まれる食物繊維には、毛繕いで飲み込んだ毛を腸に負担がかからないように絡め取り、うんちと一緒に排出する働きもありますので、毛玉ケアとして炭水化物である穀物を混ぜています。

自然界では、ネズミなどの小動物を頭から尻尾まで丸ごと食べますので、その胃の中に残る炭水化物、糖質や食物繊維を摂取することになります。
ですから、多少の糖質の消化・球種能力はあるということです。
しかしながら、その能力は高くはありませんので、あまり多く含むことは好ましくあるません。
余分な糖質は中性脂肪として皮下に蓄積されますので、肥満の原因になります。
室内で飼っている猫の場合は、他から糖質を取るというわけにはいきませんので、キャットフードに多少含まれるのは必要です。

最近は消化性を高めたものも多く、消化器への負担は少なくなってはいます。
しかし、米や麦、トウモロコシなどの穀物を配合するのは、必要な栄養分を摂るということもありますが、製品のコストを下げるためということも考えられます。
炭水化物については、必ずしも必要な栄養素ではないことから、表示の義務もありません。
キャットフードのパッケージに表示されている栄養素の量から逆算する必要があります。
炭水化物の量が多いということは、糖質の量も多いということです。
正確に検証された数字ではありませんが、炭水化物含有量が40%を越えると、消化不良や体調不良の原因ともなり好ましくはないようです。
これを目安として、あまりにも多く含むキャットフードは避けた方がいいでしょう。
猫が本来必要としている栄養素を多く、バランスよく配合したキャットフードを選ぶことが大切です。