キャットフードの添加物-青色着色料

キャットフードの着色料は、猫のためというよりも飼い主のために使用されています。
猫は色に対する認識力が弱く、匂いでものを判断しているといわれています。
飼い主がキャットフードを選ぶ際に、おいしそうだなと思えるように色付けされています。

青色の着色料には青色1号と呼ばれるブリリアントブルーFCFと青色2号と呼ばれるインジゴカルミンがあります。
いずれも食品や医薬品、化粧品などに使われています。
飴やかき氷、シロップ、ジュースなどから絵具やスプレーなど広範囲に使用されています。
青色1号については発がん性について言及されることがありますが、これは青色1号を2年間ラットに皮下注射をするという異常な検査により、18匹中16匹の発がん性が見られたものです。
通常の経口摂取による毒性検査では、マウス、ラット、犬のいずれでも発がん性は認められていません。
人に対する発がん性が疑われているコーヒーなどに含まれるカフェインさんよりもリスクは低いとされています。
青色2号についても発がん性があると問題視する方がありますが、豪州・ニュージーランド食品基準機関の調査結果では、公衆衛生上および安全性のリスクは存在しないと再確認されています。
チョコレートや和菓子に多く使われる着色料です。
また、腎機能検査の試薬として、乳がんや悪性黒色腫などの疾患のセンチネルリンパ節の同定の試薬としても使われています。
発がん性があれば使えるはずもないことです。
いずれも安全性について問題はありませんが、国連食糧農業機関やや世界保健機関では一日許容摂取量が定められており、その範囲内での使用において発がん性や遺伝毒性、奇形なども確認されていません。

キャットフードに美味しそうに色付けしても、猫がおいしく感じないのであれば無意味に思えます。
しかし、おやつ用やトッピング用に嗜好性の高いものを買うと、形によって色も違いますので、飼い主から見てもおいしそうに感じるものです。